東京一日目、フルカツと会うの巻・その２

まいど。穂積さんトコで『北海道から議論をしに来てくれた兵（つわもの）』と言われてしまったボンクラでございます。フルカツ編を書き終わるまでにお願いしておいたモノを書いてくれるのか少し気がかりではありますが･･･ソレはソレとして、続きをお届けいたしますー。

その前に、全開のエントリにブクマやコメをつけてくれた方々へレスを。
まず、中華料理屋の名前はワセロンさんの言う通り「潮夢来」って店のハズです。漢字に見覚えが。きっと読み方は「しむら」に違いない。後ろ後ろーっ！　あと、その場で言うのは若干アレだったんスけどスリーピースのベストって一番下のボタンは外しておくのがベターだと思うです。
また、フルカツがネタではなく左翼スタイルを採っていたと思っていた人が多いのに驚いた、と云うご意見についてはオレもガチ左翼だと思って･･･と云うより、確信しておりました。ネタであれば、これまでに出てきたソースの数々（コレとか）に説明が付かないっつーか、好意的に解釈してもネタ以上ガチ未満？　な感じ。web上で語られたフルカツ節とか、彼が何回か出席したトークライブ等を鑑みても･･･ねぇ。

てなワケで、こんな質問もしてみたんスよ。

・“非モテ”について
→極言すると『ネタ』に尽きる。「恋愛資本主義」についてもフレーズとしての面白さを狙って使っているものなので、最終的な目的（ゴール地点）のようなものは考えていない。主張とかは大体後で作っている。去年のデモにしても、公式ブログに書かれている通りのノリで立案・計画されたもの。

ワンダホー。この言葉を聴いた瞬間、オレの意識は遠のいた。ﾏｼﾞｯｽｶ。去年、はじめてデモコミュに参加した時の問いは･･･素朴な疑問の答えは、なんと『最初から無かった』んスよ。そりゃないよゥ(´･ω･`)　じゃあ、資料読み込んで質問内容まとめて不測の事態にも、ある程度の対処が出来るようマインドセットしてきたオレの一週間･･･つーかブログ書き続けてきた一年間･･･嗚呼、脱力とはこのコトを云うのね。

なんかね、こう、勝手なイメージなんだけどね、デモやる人ってさ、何かオレには解らない外国語の難しい本とかいっぱい読んで「このままじゃイカン！」みたいな使命感に燃えちゃったりするんだと思ってたの。昔のニュース映像なんかで見た火炎ビン放ったり棒切れ持って機動隊と乱闘したりするようなハードなヤツから、自衛隊のＰＫＯ派遣に反対するって人たちがトボトボと駐屯地の周りを歩いたりするビミョーなヤツまで色々あるけど、どちらも確かに『こうあるべきだ』と云う明解な主張があったように感じる。それがネタと言われた日にはアナタ、腰も砕けようってモンでスよ？

・公開質問状にも書いた“ゲバスタイル”について
→「まなびストレート」と云う、萌えキャラを登場させているが全共闘のキーワードをちりばめた（『大躍進！』など）ネタを解る人には大爆笑モノのアニメがあり、当時の実行委員会周辺では大ウケであった。ゲバスタイルは、その流れでやった。

(;'A`)･･･内輪ウケのネタですか･･･

あー、わかったよオレ。なんでこうまで実行委員会メンバーが叩かれるのか、やっとわかった。
オマエら、笑いのツボが世間一般と激しくズレてる。
それもシャレにならないレベルで。内輪で楽しければ、外で見てるヒトの事はノリ次第で無関心でもオッケーなんだよね。だけどソレを表でやるんじゃねぇ。革非同でデモやった時、若い女性の公安職員にメガホンで「公安の女性職員、萌えーッ！」と叫んで以来公安が来なくなったって言ってたけど･･･フツーにセクハラだよソレ。非モテが社会問題って云うネタでデモやってセクハラに興じてりゃ世話ねぇよ。そのノリのままでカノジョができたら、オレは神の存在を信じてしまうかもしれない。ニーチェの尻にウォッカを流し込んで火をつけ、ポルカを踊りつつ「ピロシキー！　ピロシキー！」と絶叫してもいい。

ＯＫ、落ち着けオレ。もっと聞くことはあるんだ。

・syuu-chanについて
→今はお互いに顔を合わせるのはビミョー。彼は感情の起伏が激しい。表現規制に反対する動きに彼が関与していると云う話もあるが、呼ばれてしまうと参加しているビッグネームの方々の手前、断れない。また、お掃除志隊に彼が関与しているのは初期の頃から。人員不足で困っていた区議のヒトにとっては有難い存在とのこと。

・鷲尾について
→何者かわからない。直接会ったコトもないので、どんな人物なのかも不明。

・柳橋曹長について→ドコで引っ掛かってきたのかわからない。誰の知り合いでもないようだが、syuu-chanかもしれない。

・MarkWaterについて
→ブログやコスプレはネタ。

・異界洋香奈について→言うだけ言うが、それだけのヒト。ネット上で何を言われようと本人は気にしないので相手にするだけ時間の無駄

(ノ∀`)･･･異界洋･･･ある意味、無敵マンでしたか･･･

・先日逮捕された“Ｕ”さんについて→酒癖悪くて人望ない。拘留するだけ税金の無駄っつーか、あの人ただのアニオタ。でも救援はするんだろうなぁ。以前に逮捕された時は公安が彼の部屋を捜査したが、出たのは山盛りのアニメだけだった。

・ウェルダン穂積について
→熱意はあるが、言いたい事が伝わらない。広報の大切さを理解していない。デモ自体は見学しようと思うが、参加はしない。

・ヤシ（id:plummet）への賄賂事件について→自分がされて嬉しい事を考えてみた。旨い酒とか、美味しい食べ物とか、お金とかを貰ったら嬉しい。そう思ったので贈ってみたが･･･賄賂のつもりは無かった。リファラに残っていたチャットログについても、同席していた営業職の人をイジろうとして書き込んだもの。
その後、ネットでの叩かれ具合にはsyuu-chanの“拉致バカ家族”発言の時より堪えた。本当に医者に行こうと思うまで落ち込んだ。

さて。フルカツへの質問は、だいたいこんな感じで終わりました。あとはテーブルの真ん中に置いてあったロウソクに火をつけて保温される中国茶飲んだり、デザートの杏仁豆腐食ったり。せっかくのコース料理だったのに、２年ぶりの東京の蒸し暑さで早くもヤラれていたオレはロクに食えず切ない思いをしたっス･･･最後に土産と云って「とらや」の羊羹を頂き、旅費とホテルの鍵を受け取って解散。

※羊羹は職場のみんなで頂きました。

そして地下鉄に乗ってホテルのある新宿へ戻り、はぐれた後もwktkしながら再合流を待っていたスネークと少しダベってホテルへ･･･行く道で迷子に(ﾟДﾟ三ﾟДﾟ)
普段あまり歩かない生活なので、足が妙にムクんで靴ズレが数箇所できたよ･･･いやはや運動不足だのぅ。チェックインするまでもなく、すでに閉じられているカウンターを素通りして部屋に入り、安いラブホのように温度の一定しないシャワーを浴びた後でノートに質問に対する回答のメモを取り、コンビニで整髪材と朝飯と水を買って寝た。

翌日のコトについては、明日以降にお届けしますー。

東京一日目、フルカツと会うの巻。

まいどー。たった２日の東京で、見事に夏バテしたボンクラでございます。昨日は仕事後に近所の温泉でア゛ーとかヴーとか呻いてました。あと電気風呂とか。首都圏の方々は汗一つかかないのに、オレはもうタラタラと汗を流しておりました。荷物を預けたくても、どこも満杯のコインロッカーに絶望し、脳内を『熱中症』とか『脱水症状』なんて恐ろしげな単語が飛び回り、旅行カバンを引きずりつつ道行く人たちに「なんでオマエら汗かかないんだ･･･これが適応と云うヤツなのか･･･ダーウィン･･･」などと呟く始末です。

本日のエントリはボンクラ日記を始めた当初は想像だにしなかった『革命的非モテ同盟』略して革非同の代表であるフルカツに直撃インタビューしたと云う、ハードボイルドなルポタージュでございます。このようにタフなミッションを完遂できるのは、スルドい洞察力とシブい頭脳、さらに甘いマスクと洒脱なトークの全てを兼ね備えた、不肖・やまざきを置いて他にはいないと自負しております。ブーイングはコメ欄で募集中。

さて、前置きが長いので本題。
本当は１９時に新宿アルタ前で待ち合わせの予定だったのに、山手線しか乗ったコトのないオレは内回りと外回りを軽やかに間違い、あげく明後日の方向に進む電車に乗ったおかげで壮絶に遅刻すると云う体たらく。新宿に辿り着いた頃には、なんと２０時少し前でありました。この場を借りて、フルカツと労働収容所組合さんに再度お詫びいたします。ごめんなさい。

フルカツに連絡を入れ、到着した旨を伝えると――クソ蒸し暑い中、スーツをビシリと着込んだ中肉・中背の男が２人。やや日焼けした顔はヒゲも丁寧に剃ってある。対するオレはと言えば、金髪・変なガラのシャツ・猫背。しかもアゴの下には剃り残しが。ははぁん、こいつらは絶対フルカツたちじゃないな。きっと男塾みたいにマユ毛して、野太い声のガチムチだろう、とスルドく洞察した。

が、しかし。

「やまざきさんですか？」

スーツが声をかけてくるではないか。意外ッ！　それはフルカツッ！！　なんという柔らかい物腰ッ！　ゴングが鳴ると同時に予想外の方向からイイのを喰らったオレ。フッ、一発目は譲る主義なんでね･･･と脳内でクールにキメて、まずはお互いにご挨拶。だが、次の瞬間にオレは再度クリーンヒットを浴びる事になる。

「実はですね、潮留のレストランに予約をしておりましてー（タクシーを止める）」

Σ(゜Д゜;)
ちょwwwwwwwおまwwwwwwww　そこらのサ店とかファミレスとかでいいじゃん？　つーか、オレ実はスネーク潜伏させてたんだよ！　速攻で台無しじゃねーか！wwwwwwwwwww　いや、まてよ。逆に考えるんだ。『あの車を追ってくれ！』とリアルで言えるチャンスだと考えるんだ。スネークをお願いした若者らの機転を信じ、スーツ２人に挟まれてタクシーに乗り込むオレ。まるで拉致刑事に護送されるチンピラ気分であった。
ほどなくして到着したのは、日本テレビの建物内にある中華料理店であった。個室に案内され、席に着くとテーブルの上にはナプキンが置かれているではないか。本格中華の予感である。前菜にクラゲやらピータンやらが出てくるではないか。高級中華である。この男、どう云う気だ。さては目薬入りの酒でも飲ませて前後不覚になったところでオレのグッドシェイプな尻を･･･！？　いやまて、非モテと同性愛は別のものだ。フルカツから『そんなオーラ』は出ていない。

想定外の容姿と会談場所のダブルパンチで思考の迷路にハマったオレは、状況打開のためにいくつかジャブな質問をしてみた。

・ベンツってどうしたの？
→支持者からの貰い物。買い換える際に不要となったそうで、１０年落ちの車である。
　カイジみたいにエンプレム折られたらどうする？　と云う問いについては「勘弁して欲しい」とのこと。
・オーダーメイドのスーツと靴って？
→スーツはセミオーダー。靴は底を張り替えれば１０年は履けるのでフンパツした。
・好きな食い物は？
→蕎麦と酒
・好きな女性のタイプ
→仲間由紀恵

仲間由紀恵はオレも直球ド真ん中で好みである。資生堂・椿のＣＭで魅せた美貌に茶碗三杯はカルい。

やっと調子を取り戻し、食事もほどほどに質問を続けるオレ。少しずつ話題は核心に迫っていく･･･

・ブログのコメントを停止したのはどうして？
→停止した当時、はてな界隈でコメ停止が流行っていると思ったから。この波に乗り遅れるな！　ってな感じ。あと、とろろ芋がウザかった。

・デモコミュ追放劇について
→ＪＳＦさんに追及を緩めて欲しかったため、整備兵さんを通じてコンタクトを試みようとしたが、mixiの個人宛メッセージではなく日記のコメ欄に誤爆してしまった。それを実行委員会メンバーに責められ、キレて最も過激な鷲尾に管理権を移譲した。

・左翼＋オタクと云うスタイルの理由
→２ｃｈの非モテ文壇ブログヲチ板で、右よりの「覚悟」と云うＨＮの人が叩かれていた。軍板で８１式を名乗っていた頃からキャラ作りを重視していた自分としては、右寄りが叩かれるのなら逆を行って左寄りのキャラ作りをしようと考えた。しかし、今は左でも叩かれるので方向転換中。

エｴェｪ(ﾟдﾟ)ｪェｴエ
アンタちょっとそりゃないよ！　オレ、けっこうガチムチ左翼なフルカツを想像してたんだよ！　

―と、この後さらにディープな話題にシフトするんスけど続きは明日。

ただいまー。

まいど。つい先ほど自宅に戻ったボンクラでございます。２日間でフルカツ、穂積と話す強行軍ツアーは東京の暑さにヤラれながも無事終了いたしましたー。両氏への質問や意見などを寄せてくれた方、遊んでくれた方ありがとね。

さて。肝心の内容について、なんスけどさすがに今日は疲れてるんでカンベンしてください。
とりあえず、前回のエントリにナイスボート義春がトンマなコメつけてるんで、一言だけ。

君はオレが彼に対して無礼を働いたと云うより先に、一緒に行動してる 穂積さんをＳに侮辱されたコトに対して怒るのがスジじゃねーのか？　自称・政治研究家かなんか知らねーけど、オレはツレをコケにされても雑談に興じていられる君の神経が信じられない。

ざっくり経緯を説明しますと、デモ後に穂積さんとオレが話しているトコに「サトウ（漢字わかんない）」と云う、丸メガネ＆小太りで４０代と思しき男性が横槍入れてくるんスよ。デモの時に旗持ってたヒト。もうね、興ざめっつーか話の腰がボキボキ。で、言う事の内容は『こいつに理念なんか語る能力ないんだよ、そのくらい解れって！』みたいな感じ。まだ試行してもいないコトに対して他人が、無理だと断言するなんざ、アンタ何様だゴルァ！？　つーか喋りたいなら人の話に割り込んでんじゃねーよ！　イイ歳ブッこいて、会話のマナーも知らんのかァァァッ！

ってな具合で、やや巻き舌入れつつ「だァってろｵﾙｧ！」と怒鳴りつけると「ヤンのかアァ！？」と椅子を蹴ってステキなお返事。警察呼ぶぞ、と言ったら速攻で座ったけど。これで、どっちが無礼なのか解りかねるっス。

コメ欄にて、異論等がある方はゼヒ伺ってみたいっス。よろしくー

いっちょ行きますか。

まいどー。２ｃｈのデモスレとか穂積さんスレで触れてますけど、ココではまだキチンと書いてなかったんでお知らせさせてもらいますね。

今週末の２６日（土）〜２７日（日）に、不肖・やまざき秋葉原に行ってまいります。コメ欄に来てくれてる『労働収容所組合』さんのご厚意で、なんと交通費と宿泊費を出していただけると云う好機。なんと云う太っ腹。ここで行かねば俺の中にある野次馬根性好奇心は死に果てるのです。

そして、その目的とは。
１．フルカツとの面会
２．ウェルダン穂積さんとの面会

以上２点。あとはデモ繋がりで知り合った方々と遊びたいなーってな感じ。
日程は現在のところ２６の日中にフルカツと会い、２７日のデモ（実施されたら）を見物した後で穂積さんと会うコースです。なんつーかニ連戦。両氏に聞いてみたいコトなどをまとめつつ、どんな回答が来るのか楽しみにしております。

数名の方からは「あいつらと会うのは時間の無駄」とか「最悪、殺されるかも知れないぞ」との忠告を頂いてるんスけど、その辺は…アレだ。それやって誰が得するんだ、と(笑)　リスクを考える事ができる日本人なら、そんなコトして損するのは自分だと知ってますしね。で、時間の無駄かどうかは、実際に会うオレが決めることですし過大な期待をしないよう心がけておくってコトで、ひとつ。

てなワケで、デモ見物したり、両氏と会ってどんな話したのかは帰宅したら追ってご報告いたします。
まだ若干の時間がありますんで、両氏に向けて聞きたいこと、言いたいことをコメ欄で募集中。スルドいクエスチョンをお待ちしております。頂いた質問や意見はオレのジャスティスに反しない限り絶対に聞いて、ノーコメント以上の回答を引っ張って参ります。逃がさんよﾌﾌﾌ。

よろしくですーヽ(・∀・)ノ

シ☆カ☆ト

ﾖﾛﾘﾚﾖﾛﾘﾚﾖﾛﾘﾚﾖﾛﾘﾚﾖﾛﾘﾚﾛｰ♪

まいど。戦争を辞さない姿勢だと思ったんで開戦してみたら、照準の合わないタマ１発だけしか撃ってこない穂積さん。ご自身のブログは日々更新されてますが･･･

リアルシャアもアニメ同様に軍人っぽいカッコしてますけど、彼が属している軍ってのは１週間の継戦能力すらないのか。なんたる惰弱かッ！　理念を説けない者が、どうして正義を語れようか？　愛を説く者が、どうして黙していられようか？　ブログを書く者が、どうしてコメ欄やトラバを停止できようか？　これが彼の云う『反抗』であり『反逆』であり『正当防衛』なのであろうか？

仮にそうだとするなら。不肖・やまざき、全身全霊をもって『否、断じて否！』と言わせていただこう。正義を語るのなら、言語化された理念を持たねばならない。思想を語るなら、どんな相手とも論を交えなくては意味が無い。コメもトラバもしないブログはチラシの裏で十分だ。そして、他人に迷惑をかけるような行動を正当防衛と言い張るのは甘ったれたガキの屁理屈だ。

ウェルダン穂積、違うと云うなら抗ってみせろ。万語を費やしてでも、自分を正当化してみせろ。あなたがケンカを売った『この世』の一部で、かなりザコいレベルのボンクラを打ち倒してみせろ。それができなければ、これまで語った言葉は空疎で陳腐な『ごっこ遊び』に堕する。

かかってこいや。
以下、超個人的グチ。

• • • -

つかね、疑問なんだけど「秋葉原」って場所でポンチなマネしたがる奴ってみんなこうなの？　去年の連中とか、今回のこいつらとか。大声で威勢が良いのは最初だけで、反応の中にチラっと否定的なものが混じったとたんに過剰反応して逃げるか追い出しにかかる（積極か消極かの違いだけで、排除には変わりない）。“オタク”と云う、レンジの定義すらできないほど大きな概念を持ち出すワリにウツワが小さい事この上ないっスよ。小物ほど大事を語りたがるって意味の四字熟語があったら、どなたか教えて欲しいくらい。

去年のデモから色んな方とネット上でお話させてもらって、アキバって賑やかなんだなぁとか、コミケって楽しそうな場所なんだなぁとか、人が集まる場所には面倒なコトも多いけど、それすらも楽しみに変えて正面から「好きなもの」に関わって行こうとしているんだなぁと感心したもんス。
でも、そう云う“正面から関わって行く”人たちが膨大な無償の作業時間の上に作った場所を、まるでインフラのごとく当然の物として利用し、あげく踏みにじる者もいる。これまで暗黙の了解で済んでいたコトも、ルールとして明文化しなけれけばならない状況が発生している。まるで大戦中の物資欠乏状態を知らない世代に対して「物の有難さを知らない」と嘆く老人のようでアレだし、実際にイベント会場を運営している方はそんなコト求めはしないと思うけど、おまえら感謝したコトねーのかよと。
“オタク”の必携スキルがあるなら、一番に『想像力』が挙げられると思うんスね。萌え萌え美少女とイチャつく自分とか、ロボットに乗って大活躍する自分みたいなトコからスタートして、不器用ながらも一途な男の生き様に共感したり、遠距離恋愛の切なさに胸を締め付けられたり。そんな、誰かの気持ちを自分に置き換えて考える『想像力』がなければ知識に理解が追いつかないんじゃないのかと。

先日、元ＳＳ将校であるクルト・マイヤーさんが書いた「擲弾兵」って本を読んだんスけど、緒戦での快進撃に興奮し、冬のロシア戦線では不安になり、ノルマンディでは文字通りの絶望を感じました。オレならロシアの寒さで音を上げてしまうだろう。ノルマンディから上陸した連合軍の大部隊を前にしたら、きっと歯をガチガチ鳴らして立てなくなってしまうんじゃないだろうか。定数の半分にも満たない人員、届かない物資、絶え間ない攻撃、押し寄せる物量の大波！　どう考えても死に体、ジリ貧が目に見えているのに「ここで膝を屈したら、家族は、産まれた街は、俺の国はどうなるんだ？」と、ギリギリ踏み止まるんスよ。戦争の是非やドイツに大義があったかどうかは政治と歴史認識の部分なんで置いときますが、ひとりの人間としてのマイヤーさんに激しく惚れてしまいました。アンタすげぇイカしてるぜ、と。BoBのウィンターズさんと同じくらい尊敬に値する人物だと。次にドイツ軍のキットを作るなら、ぜひ彼が関わった物を作りたい。彼が駆け抜けた戦場の風を何万分の一でもいいから追体験してみたい。彼が味わった苦悩と絶望の何億分の一でもいいから理解したい。そして、もし生活の中で（戦争じゃなくても）同じような状況に出会ったなら、彼のように踏み止まれるようになりたい。
物語やマンガの登場人物でもいい。生き方の手本になるような人物と出会えたなら、その人と自分を重ねて、今よりカッコイイ自分になりたい。セリフや服装だけじゃなく、その生き様まで。憧れって、そーゆーモンだと思うっス。その意味で、自称・リアルシャアには「てめーが名乗るなパチモンが！」と(笑)

ああ。グチだけにまとまらない文章だ。第一“オタク”と言ってもこれじゃあオレの見ている範囲でしかない。鉄道好きは列車の気持ちを想像できるのか（車掌さんか？）。モータースポーツ好きは？　アイドル好きは？　釣り好きは？　はたまた天文や鉱物や化石好きはどうなんだ？　わからん。理解が追いついていないなぁ。とりあえず寝るか('A`)

斜め上アジテーション。

まいど。ポリスジャパンの記事でアキバデモについて触れられてますが、また「中核派」ってキーワードが出ちゃってますね。コミケ襲撃事件のエントリがＪＳＦさんによって出されて以降、それまでノータッチだった“はてな村の住人”と呼ばれる（？）ヒトたちが飛びついて祭りになったりした時と同様のアレな感じっスね。

この記事がどのくらい読まれるのか、と云うトコがいまいち判断できませんがにゅーあきば.comからもリンクされちゃってるんで去年のことを思い出す方もいるんじゃないでしょうか。記事の内容は、まったくのウソではないけど実情とも違うビミョーさでなんとも(´･ω･`)　あと情報提供者ってヒトは、山口弁護士のことが嫌いで仕方ないみたいってのが良く解りました。オレはそのへん何も知らんのでスルー。

物の見方は立ち位置によって変わるものだなぁと実感したですよ。あとバイアスのかかり具合とかも。創刊当時に読んでた「ＧＯＮ！」の記事みたいなネタ感も懐かしいっス（笑）鵜呑みにする子が何人いるのやら。

そんな中、穂積さんが斜め上なアッピールを。
【アキバデモ告知動画ロールアウト！！】
えーと、字幕出てるんで転載しますね。

※コードギアスのコスプレで。
我が名はリアルゼロ　私はここに宣言する　
７月２７日（日）アキバデモ「愛・おぼえていますか」を実行する　参加資格はただひとつ「アキバを愛することだ」　諸君、オタクとはなんだ　アニメの知識量か　つぎ込んだ金銭の数か　違う　自覚　矜持　規範　つまり　文化の根底たる心があれば　それはオタクなのだ　ルルーシュ・ビ・ブリタニアの名の下に命ずる　お前達はデモに参加しろ

※シャアのコスプレで。
動画を閉じるな　この席を借りたい　私はかつてシャア・アズナブルと呼ばれた男であります　今や、世界のアニメとまで呼ばれるようになった日本の「ジャパニメーション」　だが、その根底にあるはずの愛や正義のない社会が形成されているのはなぜか　人がサブカルチャーに触れるのは　ひとの暮らしが現実の困難の重さに沈むのを避けるためだ　そして　サブカルを手に入れた人は　自由を手に入れたと勘違いして　ただ消費するだけの歯車の犠牲となった文化を生んだ　それは不幸だ　アニメをみることによって　人間はその能力を広げることが出来るとなぜ信じられないのか　愛や正義はアニメの中で連綿と語り継がれてきた　しかし、時はすでに愛を現実へと巣立たせるときが来たのだ　その後に至ってなぜ人が争わなければならないのか　ネットで叩き合い　人を信じることもできず　悪意に流される言論の跳梁を生んだネット社会　愛を失ったパフォーマンスが横行した秋葉原　君たちの正義はそんなものか　愛を失うことは文化を失うことと同義である　ここに私は　今後、人類が絶対に愛を忘れるべきではないと確信した　そして、今ここに愛を取り戻すべきであると確信したのである　それが秋葉原でデモを行う真の目的である　諸君らの力を私に貸していただきたい　悲しみを怒りに変えて　怒りを愛しみに変えて　立てよ国民！　ジーク日本！

　
なに(ﾟдﾟ)これ

と、とりあえずエントリの内容も読んでみましょう。
ええと･･･要約すると「聞く耳持たないから、批判しないでくれ」ってトコでしょうか。冒頭の一文が光ってます。

僕は　あなたがたの負の感情の発露の装置にはなりたくありません。

んーと、オレは　あなたの功名心の発露にアニメ使ってほしくありません。
語るのなら、名作のセリフを剽窃せずに自分の内から溢れる言葉を使っていただきたい。叩かれるのがイヤなら黙っていればいいんスよ。何かを口にするってコトは、自分以外の者と意見を交えることです。それは当然、対立する意見もあります。賛同者しか求めない/認めない者は自分の意見を口にする資格がありません。理念を説けない革命家なんて、自分を取り巻く現実の状況に舌打して不貞腐れるだけの子供より迷惑なだけで、何の価値もない。その意味においては、リアル（存在価値）ゼロです。

なんつーかもうね、明確に説明できないんスかねこの御仁は。誰かに脅されてるのか、そう云う病気なのか、はたまた本人は説明できていると思ってるのか知りませんけど。
それとね、その不恰好なコスプレ何とかしてください。幼稚園児の粘土細工みてーなヘルメットが悲しすぎて泣ける。モデラーとして、エッジの立ってないツノを看過できんのです。スタイロフォーム削り出して、その上からプラ板でもスプレー糊で貼れば軽量である程度丈夫かつ見た目も良好なモノが作れるんで、ぜひお試しを。カッター使う時はケガに気をつけてね。

てなワケで。
「見せてもらおうか、ウェルダン穂積とやらの実力を！」と云う今回の企画。開始前から暗雲が立ち込めておりましたが、ここに来てさらに怪しい雲行きに。ご本人はどう考えているのか神ならぬボンクラには測りかねますが、コロニー落とし級の一発逆転を期待しております。

なんという劣化コピー。

まいどー。最近は木彫りがマイブームのボンクラでございます。彫刻刀持ってないからリューターですが。さて。ＮＧＯ団体と自称しているものの、実態はＮＰＯに限りなく近いんじゃないのかと云う印象のNGO団体「焔命隊」（えんめいたい）にて、第２回アキバデモに関する意気込み･･･みたいなのがｗｅｂラジオで公開されました。

【コチラ】

その理由っつーか、動機になったのがコメント欄を閉じる以前のエントリにつけられた（ココログの仕様か？）批判コメントとのこと。内容に関しては、原文を参照するのが手っ取り早いスね。【コチラ】

えーと。
言葉尻に罵倒が入ってますけど、コメ者の書いてるコト自体は至極真っ当なんじゃないのかなーと思ったりします。てなワケで、一部を抜粋。

ラジオ聞いたけどよ、シュプレヒコールがアニメのセリフって何だそりゃ？馬鹿なの？
普通はシュプレヒコールでデモの目的を叫ぶんだろうが。
例えば税金の軽減を訴えるデモなら、シュプレヒコールで「税金下げろー」って叫ぶことで、
周囲の人間がデモの意図を認識するんだろうが。
そのシュプレヒコールが「アニメのセリフ」って時点でおまえのデモは中身がスカスカなんだよ。
前代未聞の「目的（ビジョン）が無い」デモ、いや、デモとすら呼べないな。

おまえはアキバをどうして行きたいのか。
その具体策を叫べよ。
「愛」では抽象的すぎるんだよ。（まあ、その肝心なアキバへの「愛」がおまえには無いんだけれどもｗ）
思想や方向性の違う人間を引き連れて、具体的な主張が何一つ無く、アニメのセリフを叫ぶだけで「デモでござい」、ってさ、
そんなのが傍目から見てデモとして成り立ってるかどうかをまず考えろよ。なあ？
もっと客観を意識しろアホが。
「アキバだからそういうデモも許容される」とでも思ってんのか？
ギャグにしたってクスリとも笑えねえよ。

強調した部分はオレ自身も激しく同意するトコです。

また、ラジオ中で語られている「売名行為ではないのか」との批判に対して穂積さんの反論が･･･（ラジオ内の６分あたり）　ううん。正直なトコ、社会運動のカタチを借りて行動を起こす者としては『幼い』っス。態度が。なぜなら、彼がこれまで行ってきた“活動”が自己満足の域を出ていたコトがあったのか？　オレが知る限り、お巡りさんに叱られても反省せず、似たような行為を何度も繰り返してるじゃないスか。これでは誤解を受けても仕方がありません。むしろ、正しく理解されると思う方がおかしいんじゃないでしょーか。

何かを行う際には、ある程度の思い込みや熱意、大義名分を掲げる高揚感や陶酔感が不可欠だと思いますけど『正義』や『愛』と言った口当りの良いお題目で全てを語れていると信じちゃってるヒトを、額面通りに受け取る人はいないっスよ。胡散臭い、または「何か裏に意図するものがあるんじゃないのか？」と感じます。穂積さんが「そうじゃない、これはスローガンであって本当はこう云うコトを思っているんだ」と云うのであれば、具体的なコトを語れるハズなんスよね。なにもフルカツみたいに仰々しい文体で、小難しいカタタナを使わなくても伝わる言葉は書けるもんです。折に触れて彼のブログを読んでますけど、ボンクラには真意がさっぱり見えないアニメのセリフが並ぶばかりっス。

てなワケで、アキバデモの文脈を自ら引き継いだ以上は不肖・やまざきに尻を噛まれる覚悟があるものと判断します。【コチラ】で以下に引用するコトを書いたんですから、しっかりとスジの通った理念を語っていただけると期待しておりますです。

では　秋葉デモが　売名行為だ、理念がない、
という輩に言おう。

「疑ったからには　戦争だろうが！！」（ＢＹカイジ）

あなた達は　僕を疑ったからには　これが理念があり　
売名行為でないことを　反論する場合　きちんと聞き届け
筋の通った反論をするんでしょう。

まさか　違うなどという　無責任は　許されない。

疑ってます。そりゃあもう疑ってますよ。カイジの言葉を借りたなら、そのまま戦争に突入っスよ。ゆえに聞き届けますし、反論します。オレが納得するか、穂積さんが投げ出すまで交戦状態は継続されます。あなたに倣ってマンガのセリフを流用するなら･･･

「おれは絶対『納得』したいんだッ！」（ジャイロ・ツェペリ）

そのために、まずは以下の項目についてご質問いたします。

・穂積さんの云う“ヲタク”とは何ですか？
・あなたの掲げる「アキバへの愛」および「正義」と云うものを明確に説明してください。

あと、良い機会なんで穂積さんに説明して欲しいコトがある方はコメ欄によろしくです。コメントが盛り上がって荒れるのもウェルカム。でも、単なる罵倒に終始しないようエレガントかつウィットとユーモアを忘れないようにしてくれると嬉しいです。それがオレの思うオタクの嗜みなんで、ひとつ。