さらば、曹長。

まいど。コミケ襲撃ネタは本気でデリケートなんで、あまり触りたくないボンクラなのである。ハンパな事情通気取りでエントリ公開しちゃったりするのは『オランウータンに核ミサイルの発射ボタンを磨かせる』のと同じくらい怖い。おおオトロシイ。丸見えになってる地雷を、わざわざ踏みに行くなんて! つるかめつるかめ。

そんなワケで、今回は以前から予告されていた『630アキハバラデモを検証する』コミュが閉鎖されたことを取り上げてみよう(゚∀゚;) いま「ヘタレ」と思ったヤツは前に出ろ。

さて。思い起こせば、柳橋曹長はデモ実行委員会の中で最も会話を交えた人物であった。会話が成立するかしないかは別として。最初は慇懃に、しかし速攻でケンカ腰になり、やがて火病を起こしたように連投を繰り返す独特の“キレ芸”には初めての頃は戸惑ったものである。
検証コミュの設立時は「あら、すこし大人になったのかしら」と一瞬思ったが、スルドイ僕はコミュ参加者に迷惑男・“鷲尾拓”と、デモ関連コミュに全て参加していた謎のヒト“蕨のわ、為替のか”の名前を見て「これは罠だ」と察知したのです。シブい! なんと云う冷静で的確な直観力であろう。不肖・やまざき、ダテに《鼻詰まりの猟犬》の異名をとっていないのである。

後日、これが正解だと知った際も、当然ちっとも驚きはしなかった。ただ、咥えていたタバコを落して純白のスラックスにワンポイントを作ってしまっただけである。馴染みのクリーニング店に持ち込むと、店主のオバハンに「これは無理」と宣告されたが、悲しくなんかないやい。

検証コミュが罠だと確証を得てニヤニヤとキレ芸を堪能した次第であるが、彼らの希望通りに副管理人として立候補してみたものの、保留されてしまって切ない思いをした。正直なところ、キレ芸しか持ちネタがない曹長の小物っぷりに飽きていたのも事実であったため、一時は他の参加者の方々にお任せしてノホホンと見物。

そして、コミケでの出来事から「休戦(停戦)」を宣言した彼によってコミュは最後の輝きを見せた。これまで傍証しかなかった『ひみつ結社』の発言ログの真贋を確認できたのは、本コミュの唯一にして最大の功績であろう。この場を借りて、曹長の賢明なる判断に心からの賞賛を贈るものである。これでデモ実行委員会の珍奇な全貌が明らかになったのだから、この功績を讃えてダンスキャップを贈呈したい。ぜひ、それを被ってイベントに繰り出して欲しいものである。