さっくりと。

まいどー。コメ欄で「休め・・・っ!」と言ってもらったので休みます――と云うのは半分冗談ですが、今回のエントリは墨東公安委員会さんに丁寧なエントリを書いていただいたので、お礼がてら不肖・やまざきの胸中なんてモノを開陳してしまおうなどと云う趣向でございます。

まずは、墨東公安委員会さんが書かれた以下の部分をお読み下さい。

 戻しますと、「やまざき」氏が熱く理念的なものを求めておられたことにいささかの印象を受けた小生、しかし書記長のやり方は理念先行ではないし、ウェルダン穂積氏は普遍性の高い言語でそれを纏めるのがなかなか難しそうである状況を踏まえ、こんな連中に任せておかずに「やまざき」氏ご自身が何か理念的なことを書かれてはどうか、せっかくご自分のブログもお持ちなのだし、そう氏に申し上げてみました。「やまざき」氏がウェルダン穂積氏に熱心に理念を語るべきことを説かれているご様子からすれば、ご自身何か心中抱懐されるところなくしては、こうはならないのではないか、そう思われましたので。

 それに対し、氏が苦笑して「うーん、面倒だし」とのお答えだったのは残念。
 せっかく思われていることがあるのでしたら、そもそもまとまっていない書記長やウェルダン穂積氏の理念っぽそうなことを批判するより、ご自身示された方が話は明快だと思ったのですが。
 もっともそういうことを書くのが面倒なのもまた事実。その場合は、いきなり完全な理念を語るよりも、ぼちぼちでも書き重ねていけばいいと思います。直接抽象的理論を示すのが面倒な場合は、例えば自分の好きなことを書き連ねていけば、理念の形が見えてくるのではないか、少なくとも相互理解の手がかりにはなるのではないかと思います。
 少なくとも個人的には、今回「やまざき」氏がモデラーということを伺い、またブログでジービー競速機のモデルのことを書かれていたのを読んだりして、人のネタに乗るしかない「ヲチャ」だと思っていたのが、その趣味の良さに氏への敬意が3倍増しになりましたので。 

なんとも面映いと云うか、高く買って頂いてしまったようで嬉しいやら身が縮む想いやら。オレが「こうなろう」と考えているのは、自分にとってはごくフツーなものです。ソレが何かと申しますと・・・

■オレがニコニコと暮らせること
コレが一番大事。なので、友達とか知人がオレの知る範囲でケガしたり病気したり事故ったり、泣いてたりするのはニコニコできないのでスゲー嫌です。イヤだから速攻で状況改善に行ったり連絡したり。何も無い時はプラモ作ったりゲームしたりするユルい時間が大好きです。模型or面白い本と、コーラ+エビの味醂焼きせんべい+タバコがあれば黄金のひと時。安上がりですかそうですね。

■恩は返せない
とある先輩に言われて、まったくその通りだと深く納得したコトなんですが。『誰かがお前に親切にしてくれたなら、ずっと後になっても良いから、それを他の誰かにしてやればいい。親切にしてくれた人は、お前に恩返しなんて期待していない。同じように、お前もそんなものを期待するんじゃない』まさに至言。以来、オレは先輩やたくさんの方から受けた恩の万分の一に満たないとしても、できる限りそのように行動しようと心がけています。キレイ事だけど、だからこそ価値があるなぁと。それにホラ、カッコイイじゃない?

■いつでもジョークを忘れない
笑いが無いと死ぬ。ミリタリ好きで戦争映画を観たりするんですが、兵隊さんたちは生き死にが紙一重の場面でもジョークを飛ばしてます。笑わないと、どうにかなってしまいそうなんだろうなぁと。今回のエントリを読んでくださった方に、オレのグレイトなネタをひとつ。ハラ痛かったり熱がある時に有効です。「やまざきさん、何か顔色悪いですよ。具合悪いんですか?」と、聞かれたら「・・・キミはいつから他人の顔色を伺うような人間になったんだッ!」と返す。相手は心配して損したと思うこと請け合いです。たぶん、似たようなネタを持ってるヒトも多いかも。

■フェアであること
時には法律だったりマナーだったり、オレの中にある価値観だったりしますがアンフェアなのは嫌いです。ルールがあるのなら、それに沿うのがスジです。気に食わないなら、変えるよう要請するのもスジ。その手順を踏まずに大声でルールを無視しようとするのは好きじゃない。あと、不必要に威張るのも、卑屈になるのもイラつくので嫌いです。それとアレだ。質問されたコトに答えないのもイヤですね。

■納得できること
理でも情でも、どちらでもイイんで疑問に感じた事には『納得』したい欲が強いです。ここしばらく感じているのに納得できる答えが出ないのは「どうして人は死んでしまうんだ」と云う子供じみた疑問です。宗教書や哲学書を読んでも、大好きな人と会えないコトに納得できる答えを得られずにいます。一生得られないかもしれないけどね。

■何かを作ること
模型でも釣りの仕掛けでも料理でもネイルアートでもアクセサリでも小説でもイラストでも何でもイイんで、とにかく手を動かしている時間が好きです。元来、小器用なタチなんで興味が向いたものには半年くらいやれば2年やった人と変わらない程度にスルスルと上達します。でも飽きっぽいので中途半端なオールラウンド野郎(器用貧乏)を地で行く感じ。ダメですね。“匠”と呼ばれる人の精緻極まる技を見ては、溜息をつきつつオレにもできるかなぁと試したりしております。


てな具合です。
世間様に胸を張って語れるほど大層な考えじゃなく、ごくごく私的な「生き方の指針」みたいなモノしか持ち合わせておりません。オレはオレがニコニコと暮らせれば、それでオッケーなんスよ。アキバデモに関しても『そうじゃないだろう!』みたいな意見があるワケじゃなく、以前も書いた気がしますけど興味を持って質問を投げかけてもマトモな返答を得られなかった&人を小バカにした態度の連中にイラついたので追ってみたのがキッカケです。
そしてフルカツと会って感じたのは「オレは何も知らんのだなぁ」と云うコトでした。ブクマコメントなどでもフルカツがネタだなんて気付くだろフツー、みたいなコトを書かれている方がいて、そんな今さら! と思うと同時に『ネタだと解る人』は興味を持った人たちの何パーセントなんだろうとも考えました。体感なのでソースを出せませんが、このボンクラ日記は“アキバデモ”専門に更新している非常にアレでナニなものです。それなのに、始めてから1年ちょっとでページビューが先日24万6千を超えました。これは『ネタだと解る人』が本当に少ない証拠であり、デモをやった人たちに対して投げかけたい質問がいっぱいあるからじゃないのかなぁ。
ついでに言ってしまうと、コメント欄が荒れたり炎上しても不思議じゃないのに、そうなりません。荒れたら面白いのにと思ったりするオレがいるんですが・・・アレか。ボンクラ相手にマジになるヒトはいないのかしら。寂しいわ。壁の花状態。でもネタにされた人は熱心に見てたりします。ふしぎ! おしえてまh(ry

ええと、今回はもう自分語り全開で、こーゆーの嫌いな方には平謝りなエントリです。が、オレの考えている事を書けばいいのにと言ってくださった方への義理っつーかお礼がてら書いてみました。きっと、期待されていたような熱や迸るものの無い、果てしないヌルさに後悔しきりだと思いますよ。ウェッヘッヘ。

そんなワケで、対穂戦争はまた次回のエントリにて。