そーいえばさー

アキバ解放デモ関連の日記書いてるし、コミュで発言してるけど、実はアキバって行った事ないんだよなぁ(問題発言)。

東京に1ヶ月出張してたときも、行こうかなーと思って外出する支度を整えても「人ごみがイヤだなー」と思って行かなかったよ。繁華街だと、街ん中が大量の飲食店が出す生ゴミで、臭くてどうにも閉口したしな。田舎者には厳しい場所だ…

んで、今回の件がどーして最初から気に喰わなかったのか、理由も解ったわ。すげえ単純なコトでしたよ。

■1 「オタク」と総括りされていることで、勝手に代表されたような不快感。
宅八郎が嫌いなのと同じ感覚ですね。コミュニティ管理者がアニメ絵っぽい顔のダッチワイフ(いまはリアルドールと呼ぶらしい)を、着せ替え人形みたいにしてご満悦写真を日記に掲載してるとか、もう死ねとしか。

要は「アキバ系」とか「萌えオタ」と俺は違う、と感じるワケですね。デモの公式サイトで語られている内容と、自分の実情の乖離に、一言で表すと『痛い』、正確に云うなら『僕の価値観とかけ離れた存在に対する嫌悪』を感じたから。

■2 奇妙な政治色

オタクを『抑圧された少数派』と定義し、多数派に対して闘争を開始する、と云う論を掲げているトコにも胡散臭さを感じました。団塊の世代を親に持ち、かつて闘士であった経歴を持つ教師から授業を受け、自分でも調べ、考えて行くうちに『多数派』とか『一般人』とか『普通』と云うモノに対して懐疑的になってるんです。

それゆえに。
・主催者サイドが敵とする『多数派』とは誰なのか? 
・敵に対して何をすれば勝利と判断するのか? 
・なぜ学生運動みたいな格好してんだ?
・オタクと非モテは別物だろ?

――と云う、このイベントの趣旨自体に根本的な欠陥があると思えてならないんですね。詭弁だろ、と。主催者がキモくてモテないのは『オタク』だからではなく『オマエ』だから。個人的な問題を拡大して、自分が持つ属性の全体に当て嵌めようとする方法も、内容が内容だけにイラっと来ます(笑)

そう。自慢の空気嫁とエロいイラストの抱きマクラを高々と掲げて、「俺たちの嫁をバカにするなッ! ダッチワイフに人権をッ!」とデモ行進したなら問題はなかった。別の方では大アリだが、後に人工知能に人権を認めるや否やと云う論争の資料として取り上げられるかもしれない。

デモの非匿名(コードネーム)は「バーバラ」(゚д゚)

たぶん2回目のデモは発生しないか、ごく小規模な残りカスがトボトボ歩く程度に留まるでしょう。オタクは個人で活動する趣味なんで、チームプレイには向いてません。参加者層のほとんどはネット接続環境にあり、ネット上の評価は惨憺たる有様ですし。

僕個人の安心のために、コミュの副管理者に「そんなに活動したいならゴミ拾いでもしたら?」と、一見もっともらしく実はどーでもいいネタを吹き込んでおいた。これが芽吹いたら、それはそれで誰も困りゃしないだろう。

1.トレードマークになるアイテムを参加者でそろえる
2.路上清掃と平行して『オタク狩りに遭わないために』なんてビラ配る
3.警察に協力をお願いして、トレードマークつけた人間がボランティアでアキバ一帯を巡回する
4.認知度が上がったら、好きなように祭りをしたりする

だいたいこんな感じ。ガーディアンエンジェルズだね。
そこそこ見栄えもいいし、提案したときは賛同者多かった。なにより僕がイラっとこないのでステキ。

現在、コミュの炎上は沈静化してるけど今後どうなるか、仕込んだネタが芽吹くかどうか。経過を観察したいですね。もっとも、トピに発言することはないだろうけど。昨日の炎上で踊りすぎて疲れたから。

てなワケで、日曜日からこっち足あとが激増しておるのです。
マイミク30人で、いつもは10人/日なのに…一気にカウント400とか増えた。それだけデモについて関心があるヒトが多いってコトなのかな? 言いたい事があるなら、コミュに行けばいいと思いますよ。

過去の日記見ても、たいしてエキサイティングなネタないし。
オタク趣味はひとりでひっそり、心行くまで。
または、気の合う仲間だけでのんびりと。
それが一番楽しめる方法なんですよ…